長濱和代(ながはま かずよ)

愛知県名古屋市で生まれ育つ。

初の海外渡航は、天安門事件前の中国へ。学生時代には大学を1年休学してイギリス・ロンドンへ留学、現地で知り合った友人とのネットワークを活かして国内外の旅を続ける。大学卒業後は、イギリスで知り合った日本人と結婚して千葉県松戸市へ。2人の男児を育てつつ、東京都で小学校教員となる。

2006年、荒川区内の小学校教員時に環境NGO「アースウォッチ」によるケニアでのマングローブ林調査に参加して、世界の森が減少していることと地球環境問題の深刻さに気づき、危機感を抱く。

私たちの生活を維持することは、途上国の森林を減少させ、環境に負荷をかけているのではないか?と問いつづけ、研究と教育実践に取り組んでいる。

ケニアのマングローブ林調査に参加した仲間たち(2006年)

所属

林業経済研究所 研究員

東京大学大学院 農業生命科学研究科 研究員

筑波大学大学院 BPGI (Bachelor’s Program in Global Issues)地球規模課題学位プログラム 非常勤講師

学歴

愛知教育大学 教育学部数学科 卒業
筑波大学大学院 生命環境科学研究科 修了
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 単位取得退学
博士(農学)筑波大学にて

職歴・研究歴

2004~2008年 東京都荒川区立第六日暮里小学校 教諭 
2008~2011年 東京都足立区立中川東小学校 教諭
2013~2015年 神奈川県立神奈川総合産業高校TA
2014~2015年 東京大学大学院新領域創成科学研究科RA
2016~2019年 東京成徳大学 非常勤講師
2017年    聖徳大学 兼任講師
2018~2020年 目白大学 非常勤講師
2018~2020年 目白大学 客員研究員
2019~2020年 帝京大学 実習講師
2019年~現在 筑波大学 非常勤講師
2020年~2023年 日本経済大学 教授
2021年~現在 東京大学大学院農学生命科学研究科 研究員
2023年~現在 林業経済研究所 研究員

担当科目

  • 社会政策・環境経済学
  • 情報処理論・数学
  • S.D.セミナー・基礎ゼミ・専門ゼミ

研究テーマ

環境教育・数学教育・森林社会学・環境経済学・南アジア研究(インド)
科研(基盤C:2021~2023年度)地域住民のエンパワーメントに着目した森林の持続的利用と管理のための設計指針の検討

公開講座

  • 世界の森林減少と保全
  • 日本の森林利用と保全
  • SDGsと国連の人間開発指数
    (太宰府市、学士会、他)
  • フィールドワーク入門
  • 日本の森でおきていること

専門分野

  • 環境学
  • 教育学
  • 森林政策学

趣味

国内外での街歩き・森めぐり(フィールドワーク)
競歩(日本選手権入賞、インカレ入賞)
書道(師範)
読書(ノンフィクションやレポートを読んで 自分のできない経験や報告を知ることが好きです。)

その他

研究の詳細については以下をご覧ください。
https://www.researchgate.net/profile/Kazuyo_Nagahama

https://researchmap.jp/nagahama.kazuyo/

フィールドワークとして取り組んでいるインドヒマラヤの森と人についての研究報告はこちらです。
http://www.amita-oshiete.jp/column/entry/014776.php

所属学会・主な社会活動

【所属学会および研究会】

・日本環境教育学会
・日本南アジア学会
・日本森林学会
・日本造園学会
・林業経済学会
・環境探究学研究会 www.kantanken.net

【主な社会活動】

2008年4月~現在     ハンズオン・マス研究会 幹事
2014年4月~現在     日本環境教育学会 国際交流委員
2015年9月~2020年9月  松戸市 環境政策審議会 委員
2016年9月~現在     Environmental Education in Asia 編集委員
2019年1月~2021年6月  林野庁 林政審議会 委員
2019年11月~現在    環境探究学研究会 理事

2022年4月~2023年3月 福岡県感染症協議会委員

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